当サイトの記事は編集部がメーカー公式情報などの公開情報をもとに独自に調査・執筆しています。記事内にはアフィリエイト広告を含む場合があります。
エブリイワゴンの荷室、四角くて広いぶん「もっと使いやすくできないかな」と思いますよね。床に物を置くだけだと、走るたびに荷物が動いてしまいます。
結論から言うと、まずラゲッジボード(床板)で床を平らにし、次に棚や有孔ボードで上を使う順番が失敗しにくいです。
この記事では、純正と自作の選び方から、棚・ユーティリティナット・天井収納まで、手を付ける順に見ていきます。
エブリイワゴンの荷室はカスタムしやすい?
エブリイワゴンは箱型の軽ワンボックスなので、床・壁・天井の3面を使った収納が作りやすい車です。ただし乗用の5ナンバー車なので、後部座席を使う日のことも考えて作るのが大事です。
エブリイワゴンは全長3,395mm・全幅1,475mmの軽規格いっぱいの箱型ボディです。数値は2026年5月改良後の現行DA18W(スズキ公式)です。荷室の形が四角いので、板や棚がはめやすいんです。
ただ、エブリイ(バン)と違って後部座席にリクライニングとスライドが付いています。『バンの棚キットをそのまま付ければいいのでは?』と思う方もいるかもしれません。
実は、バン用の部品は後部座席の動きを考えていないものもあります。ワゴン対応と書かれているかを先に確かめておきましょう。
カスタムの方法を、手間と自由度で並べるとこうなります。
| 方法 | 主な場所 | 手間 | 後で外せるか |
|---|---|---|---|
| ラゲッジボード(床板) | 床 | 小〜中 | 外せる |
| 床張り(クッションフロア等) | 床 | 中 | 物による |
| 突っ張り棒・ネットラック | 天井・窓まわり | 小 | 外せる |
| 有孔ボード | 側面 | 中 | 外せる |
| イレクターパイプの棚 | 荷室全体 | 大 | 外せるが手間 |
| 天井収納・断熱 | 天井 | 大 | 戻すのに手間 |

荷室そのものの広さや、自転車・ゴルフバッグが入るかはエブリイワゴンの荷室の広さで詳しく見ています。
ラゲッジボードは純正と自作どっちがいい?
ラゲッジボードは、荷室の床に敷く板のことです。床が平らになり、汚れや傷からも守ってくれます。
選び方はシンプルで、「手間をかけたくないか」「自分の寸法に合わせたいか」で分かれます。
- 車に合わせた形で、取り付けが簡単
- 内装の色や質感が合わせやすい
- 売る時に外しても跡が残りにくい
- 自作より費用が高くなりやすい
- 棚やベッドとの組み合わせは決まった形になる
- 年式によって適合が違うことがある
純正アクセサリーの扱いは年式で変わります。今の車に合うものがあるかは、販売店で車台番号を伝えて確かめるのが確実です。
『自作のほうが安いし、好きに作れるよね』という声もよく聞きます。自作なら、板の上にアタッチメント(L字金具やフック)を付けて、棚や仕切りを足していくこともできます。
ラゲッジボードの寸法はどう測る?
ラゲッジボードの寸法は、年式や後部座席の位置で変わります。ネットに出ている数字をそのまま使うより、自分の車で測るのがおすすめです。
- 後部座席を使う位置にスライド・リクライニングを合わせる
- 床のいちばん奥から座席の背もたれまでの長さを測る
- 左右の幅を、手前・中ほど・奥の3か所で測る
- タイヤハウスの出っ張りの位置と大きさを測る
- 段ボールで型紙を作り、実際に置いてから板を切る

型紙を作るひと手間で、切り直しがほぼなくなります。ここは省かないでおきましょう。
床張り・床板を自作する時のコツ
床板を自作するなら、コンパネなどの厚めの合板がよく使われます。厚みがあるほど丈夫ですが、そのぶん重くなります。
例えばこんな作り方が定番です。
- 板は2〜3枚に分けて、後部座席を倒す時に外せるようにする
- 表面にクッションフロアやパンチカーペットを貼る
- 角を丸く削って、内装やシートを傷つけないようにする
- 下に薄いマットを敷いて、走行中のガタつきを抑える
- 元の床の状態を写真に残しておく
床張りで気をつけたいのは、元の床とのすき間に水が入ることです。濡れた物を積む方は、防水シートを1枚はさんでおくと安心です。
厚い板を1枚もので作ると、重くて出し入れが大変になります。後部座席を倒すたびに外すことになるので、持ち上げられる重さに分けておきましょう。
棚はイレクターパイプ・突っ張り棒・棚キットのどれで作る?
床が平らになったら、次は棚です。上の空間が使えると、荷室の使い勝手がぐっと上がります。
『棚って、自作でもちゃんと作れるの?』と不安な方も多いはずです。作り方は大きく3つあります。
| 作り方 | 向いている人 | よいところ | 気になるところ |
|---|---|---|---|
| 突っ張り棒 | まず試したい人 | 安くて簡単、すぐ外せる | 重い物には向かない |
| イレクターパイプ | 形を自分で決めたい人 | 組み直しができる | 部品選びと固定に手間 |
| 市販の棚キット | 手間をかけたくない人 | 車に合わせた形 | 費用が高め・適合確認が要る |
突っ張り棒は、天井近くに2本渡してネットを乗せるだけでも、上着やタオルの置き場になります。まずはここから試すのもよいですね。
イレクターパイプは、パイプとジョイントを組み合わせて棚を作る方法です。荷台に棚を自作したい方には、いちばん自由度が高いやり方です。
棚を作る時に気をつけたいこと
棚に物を乗せると、急ブレーキで前に飛んでくることがあります。重い物は下、軽い物は上が基本です。
棚の脚は床板やユーティリティナットにしっかり固定しておきましょう。突っ張るだけの棚は、段差を越えた時にずれることがあります。
内装カスタムでよく組み合わせる物
棚と一緒に付けると便利な小物もあります。どれも外せる物なので、試しやすいのがいいところです。
| 小物 | 使い道 |
|---|---|
| ヘッドレストに掛けるフック | 買い物袋やバッグを掛ける |
| 座席の背面ポケット | 後ろから使う小物を入れる |
| 荷室用の仕切りボックス | 洗車道具や工具をまとめる |
| ゴム製のトレイ | 濡れた靴や汚れ物を置く |
例えば、週末に家族で出かける方なら、仕切りボックスとゴムトレイだけでも荷室がかなり片付きます。大きな棚を作る前に、こうした小物で足りるか試してみてください。
後ろの窓をふさぐ高さまで物を積むと、ルームミラーで後ろが見えなくなります。棚の高さは、後方の見え方も確かめてから決めておきましょう。
ユーティリティナットとフックの使い方
ユーティリティナットは、荷室の壁などに用意されているネジ穴のことです。ここにボルトやフックを付けると、穴を開けずに棚やバーを固定できます。
ただ、ワゴンとバンでは用意されている数や位置が違うことがあります。年式やグレードでも変わるので、自分の車のどこにあるかを先に見ておきましょう。
ユーティリティナットのサイズは?
ボルトの径とネジの細かさ(ピッチ)は、ネットの情報だけで決めないほうが安全です。1本だけ手持ちのボルトで試すか、販売店や取扱説明書で確かめるのが確実です。
『合いそうなボルトを買えばいいかな』と思いがちですが、無理にねじ込むとネジ山をつぶしてしまうことも。合わない時は止めておきましょう。
ユーティリティナットを使った定番のカスタムは次のとおりです。
| 付ける物 | できること |
|---|---|
| ユーティリティフック | ロープやゴムバンドで荷物を固定する |
| ユーティリティバー | 棚の土台や、ハンガーを掛けるバーにする |
| 有孔ボード用の金具 | 側面に有孔ボードを固定する |
| ネットラックの留め具 | 天井近くにネットを張る |
有孔ボード・ネットラック・天井収納のコツ
有孔ボードは、穴がたくさん開いた板です。フックを差し替えるだけで、工具や小物の置き場所を自由に変えられます。
『穴だらけの板って、見た目はどうなの?』と気になる方もいますよね。最近は木目や黒の有孔ボードもあるので、内装の色に合わせて選べます。
側面の窓のない部分に付けると、荷室の床を使わずに収納が増やせます。窓をふさぐ位置には付けないでおきましょう。
- ユーティリティナットや金具で固定できる位置かを確かめる
- ボードの角を丸くして、頭や手が当たってもけがをしにくくする
- 掛ける物は軽い物にして、走行中に落ちないフックを使う
- スライドドアの開け閉めに当たらないか試す
天井収納と天井の外し方・断熱
天井収納は、天井近くにネットやバーを渡して、軽い物を置く方法です。寝袋やタオルなど、かさばるけれど軽い物に向いています。
ネットラックは、アシストグリップや突っ張り棒に掛けるタイプが手軽です。重い物を乗せるとたわんで頭に当たるので、乗せるのは軽い物だけにしておきましょう。
断熱材を入れたい方は、天井の内張りを外す作業が必要になります。内張りはクリップで留まっていることが多く、外す時に割れやすいんです。
内張りの外し方は年式で違います。エアバッグや配線が通っている場所もあるので、作業前に取扱説明書を読み、不安なら専門店に任せましょう。
暑さ寒さの対策を本格的にしたい方は、エブリイワゴンを軽キャンピングカーにする方法で電源やクーラーとあわせて紹介しています。
カスタムする前に確かめておきたいこと
荷室のカスタムは、外せる物なら車検や保険への影響は小さく済みます。ただ、固定の仕方によっては注意が必要です。
- 後部座席に人を乗せる日も、棚や板が邪魔にならないか
- 固定した物が乗る人に当たる位置にないか
- 車体に穴を開ける作業がないか
- 元に戻す時のために、外した部品と写真を残しているか
車体に穴を開けると、売る時に査定で見られることがあります。将来の売却も考えるなら、穴を開けない方法を選んでおくのが無難です。
棚の高さを決める時は、ボディ全体の大きさも参考になります。エブリイワゴンのサイズ一覧で全高やルーフの違いを見ておきましょう。これから買う方は、エブリイワゴンの値引き相場と交渉の順番もあわせてどうぞ。
よくある質問
エブリイワゴンのラゲッジボードに純正品はありますか?
純正アクセサリーの扱いは年式で変わります。今の車に合う物があるかは、販売店で車台番号を伝えて確かめるのが確実です。
ラゲッジボードの寸法はネットの数字を使っても大丈夫ですか?
年式や後部座席の位置で変わるので、自分の車で測るのがおすすめです。段ボールで型紙を作ってから板を切ると失敗が減ります。
ユーティリティナットのサイズはどう調べればいいですか?
1本だけ手持ちのボルトで試すか、販売店や取扱説明書で確かめましょう。無理にねじ込むとネジ山をつぶすことがあります。
エブリイ(バン)用の棚キットはワゴンに付けられますか?
付く物もありますが、ワゴンは後部座席の作りが違います。ワゴン対応と書かれているかを先に確かめておきましょう。
イレクターパイプの棚は初めてでも作れますか?
パイプを切ってジョイントでつなぐだけなので、作ること自体はできます。最初は小さめの棚から試し、脚を床板やユーティリティナットに固定するところまでやっておくと安心です。
天井に断熱材を入れるのは自分でできますか?
内張りを外す作業が必要で、クリップが割れやすく配線もあります。慣れていない方は専門店に任せると安心です。
まとめ
- 荷室カスタムは「床を平らにする」から始めると失敗しにくい
- ラゲッジボードの寸法は自分の車で測り、型紙を作ってから切る
- 棚は突っ張り棒で試し、本格的にするならイレクターパイプや棚キット
- ユーティリティナットのサイズは試すか販売店で確かめる
- 天井の内張りを外す作業は、不安なら専門店に任せる





コメント