エブリイワゴンとクリッパーリオの違い|タウンボックス・スクラムワゴンも比較

同じ形で色違いの軽ワンボックス乗用ワゴン4台が並んだイメージ

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エブリイワゴンを調べていると、日産のクリッパーリオや三菱のタウンボックスがそっくりで驚きますよね。『中身が同じなら、どこで買っても一緒?』と迷う方も多いはずです。

結論から言うと、この3車種はエブリイワゴンのOEM車で、エンジン・燃費・ボディはほぼ同じです。違うのは価格とグレードの分け方、装備の付け方、色の選び方なので、近くのお店と装備の好みで選んで大丈夫です。

ここでは、エブリイワゴンとOEM車の違いを表で並べ、どれを選ぶと得かが分かります。

目次

エブリイワゴンのOEM車はどれ?

OEMは、ほかのメーカーが作った車を自社の名前で売る仕組みです。エブリイワゴンには3つの兄弟車があります。

車名売っているメーカー現行の型式作っているメーカー
エブリイワゴンスズキDA18Wスズキ
クリッパー リオ日産DR18Wスズキ
タウンボックス三菱DS18Wスズキ
スクラムワゴンマツダマツダ公式で確認スズキ

3車種とも、作っているのはスズキです。クリッパー リオとタウンボックスは2026年5月にエブリイワゴンと同じ時期に改良され、型式の数字も「18」にそろいました。

日産の「NV100クリッパーリオ」は2024年3月までの旧名です。今は「クリッパー リオ」が正式な名前なので、中古で探す時は両方の名前で見てみてください。

先に結論

エンジン・変速機・燃費・税金は4車種とも同じです。違いは「いくらで売っているか」と「どの装備を標準にしているか」なので、見積もりを並べて比べるのがいちばん早いです。

4車種で同じところはどこ?

まず、変わらない部分を押さえておきましょう。ここが分かると、比べる項目がぐっと減ります。

項目4車種共通の内容
ナンバー5ナンバー(軽乗用)
エンジンR06A型 0.66Lターボ
変速機CVTのみ
2WDの駆動後輪駆動
WLTC燃費15.1km/L
燃料タンク37L
乗車定員4名
タイヤ165/60R14
軽自動車税(年)10,800円
車検初回3年・以降2年

エブリイワゴン・クリッパー リオ・タウンボックスの数値は、それぞれの公式の価格表と諸元で確かめたものです。スクラムワゴンも同じ車体ですが、細かい数字はマツダ公式で確かめてみてください。

エブリイワゴンとOEM車で同じところと違うところを並べた図

実は、乗った感じや燃費で差が出ることは考えにくいんです。走りの話で迷う必要はほとんどありません。

価格はどれくらい違う?

ここがいちばん差が出るところです。グレード名が違うので、装備の近いもの同士で並べました。

比べる組み合わせ(2WD)エブリイワゴンクリッパー リオタウンボックス
ベース側PZターボ ハイルーフ 2,037,200円E 2,135,100円G 2,134,000円
上級側PZターボスペシャル ハイルーフ 2,110,900円G 2,208,800円Gスペシャル 2,207,700円
4WDの上乗せ154,000円154,000円154,000円

いずれも2026年5月改良後のメーカー希望小売価格(消費税込)です。エブリイワゴンは2026年5月8日、クリッパー リオは5月11日、タウンボックスは5月28日の改良後の価格です。

表で見ると、OEMの2車種はエブリイワゴンより10万円ほど高い設定です。クリッパー リオとの差は97,900円、タウンボックスとの差は96,800円になります。

4WDでも差の付き方は同じです。

4WD同士の比較エブリイワゴンクリッパー リオタウンボックス
ベース側PZターボ ハイルーフ 2,191,200円E 2,289,100円G 2,288,000円
上級側PZターボスペシャル ハイルーフ 2,264,900円G 2,362,800円Gスペシャル 2,361,700円

『それならエブリイワゴン一択では?』と思いますよね。ただ、OEM車は標準装備の付け方が少し違うので、本体価格だけで決めるのは早いんです。

エブリイワゴンには、全高1,815mmの標準ルーフもあります。標準ルーフのPZターボ 2WDは2,019,600円で、4車種の中でいちばん安い入口です。

OEMの2車種の価格表は、グレードと駆動方式だけで分かれています。全高は1,910mmで、ルーフを選ぶ項目は載っていません。車庫の高さに制限がある方は、ここも確かめておきましょう。

ルーフの違いはエブリイワゴンの標準ルーフとハイルーフで詳しく比べています。

装備と色はどう違う?

OEM車は、メーカーごとに「どれを標準にするか」を決めています。分かっている違いを並べます。

項目エブリイワゴンクリッパー リオタウンボックス
グレードPZターボ/PZターボスペシャルE/GG/Gスペシャル
後席パワースライドドアスペシャルは両側Eは左側/Gは両側Gは左側/Gスペシャルは両側
ACC(全車速追従)全車標準設定あり(グレード別は日産公式で確認)全車標準
ステアリングヒーター公式カタログで確認全車標準全車標準
有料色パールホワイトなど +27,500円日産公式で確認2色 +33,000円
色の数8色日産公式で確認4色
エブリイワゴンとクリッパーリオ・タウンボックスの価格と装備の違いを並べた図

色の数はエブリイワゴンがいちばん多いです。ツールオレンジやデニムブルーメタリックのような明るい色を選びたいなら、エブリイワゴンだと選択肢が広がります。

タウンボックスは4色にしぼっていて、新色のマジェスティックディープグレーパールメタリックとパールホワイトが有料です。クリッパー リオにも新色のマジェスティックディープグレーが加わっています。

エブリイワゴンの色の全体はエブリイワゴンの色は何色ある?にまとめています。

安全装備の名前が違うのはなぜ?

カタログを並べると、安全装備の名前がバラバラで戸惑いますよね。中身の考え方は同じでも、メーカーごとに呼び方が違うんです。

安全装備の呼び方
  • エブリイワゴン: デュアルセンサーブレーキサポートII
  • タウンボックス: 衝突被害軽減ブレーキシステム(デュアルセンサーブレーキサポートII)
  • クリッパー リオ: インテリジェント エマージェンシーブレーキ

日産は自社の名前に置きかえているので、別の装備のように見えます。車線逸脱を防ぐ機能も、日産では「インテリジェント LI」という名前です。

例えばこんなやり取りがよくあります。

「クリッパー リオの自動ブレーキって、エブリイワゴンと同じですか?」
「名前は違いますが、2026年5月の改良で同じように新しくなっています」

細かい作動条件はメーカーのカタログで確かめるのが確実です。エブリイワゴンの中身はエブリイワゴンの安全装備で見られます。

OEM車を選ぶメリットはある?

本体価格だけを見るとエブリイワゴンが安いのに、OEM車を選ぶ人がいるのには理由があります。

OEM車を選ぶメリット
  • 日産・三菱・マツダの付き合いのあるお店で買える
  • いつもの整備工場で点検を任せやすい
  • ステアリングヒーターなどが最初から付いている
  • エブリイワゴンとの相見積もりに使える
OEM車の気になるところ
  • 本体価格はエブリイワゴンより高め
  • 標準ルーフが選べない
  • 色の選択肢が少ない場合がある
  • 中古で探す時は台数が少なめ

ここが大事なところです。中身がほぼ同じ車を別のお店で見積もれるので、値引き交渉の材料として使えます。

『OEMの見積もりを見せたら、嫌がられない?』と心配になるかもしれません。同じ車体の見積もりは、比べる材料として自然に受け取ってもらえることが多いです。

相見積もりの進め方
  1. エブリイワゴンで欲しいグレード・ルーフ・駆動方式を決める
  2. クリッパー リオかタウンボックスで、装備の近いグレードの見積もりを取る
  3. 装備の差を書き出して、実質の差額を出す
  4. エブリイワゴンのお店で、その差額を材料に相談する

交渉の順番はエブリイワゴンの値引き相場と交渉の順番で詳しく書いています。

エブリイワゴン買いたいドットコム

エブリイワゴンの値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、エブリイワゴンの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

中古で探す時は名前に注意

中古車で探すなら、OEM車も候補に入れると選べる台数が増えます。ただ、名前と型式が時期で変わっているので、少し注意が必要です。

車名2026年5月から2015年ごろから2026年4月まで
エブリイワゴンDA18WDA17W
クリッパー リオDR18WDR17W(2024年3月までの名前はNV100クリッパーリオ)
タウンボックスDS18WDS17W

同じ世代なら、OEM車もエブリイワゴンと中身はほぼ同じです。年式と走行距離、整備の記録を同じ物差しで比べてみてください。

エブリイワゴンの世代ごとの違いはエブリイワゴンの歴代モデルで見られます。

結局どれを選べばいい?

迷った時は、次の順番で考えてみてください。

選び方の目安
  • 本体価格を抑えたい、標準ルーフにしたい: エブリイワゴン
  • 色をたくさんの中から選びたい: エブリイワゴン
  • 日産のお店で整備まで任せたい: クリッパー リオ
  • 三菱のお店で、ACCやステアリングヒーター付きを選びたい: タウンボックス
  • マツダのお店と付き合いがある: スクラムワゴン
売る時のことも少し考えておく

中古車の数はエブリイワゴンのほうが多い傾向です。売る時の値段は時期や状態で大きく変わるので、OEM車だから不利と決めつけず、複数の買取店で比べてみてください。

エブリイ(バン)や他メーカーの軽ワンボックスと迷っている方は、エブリイワゴンとエブリイ(バン)の違いやエブリイワゴンとアトレーの違いも見てみてください。

エブリイワゴンとOEM車の相見積もりの進め方を示した図

よくある質問

クリッパー リオはどこで作られていますか?

OEM元のスズキが作っています。日産は販売と、日産のお店でのアフターサービスを受け持つ形です。タウンボックスとスクラムワゴンも作っているのはスズキです。

エブリイワゴンとクリッパー リオで燃費は違いますか?

同じです。どちらもWLTCで15.1km/Lです。エンジンと変速機も同じなので、走りで差が出ることは考えにくいです。

タウンボックスとエブリイワゴンはどちらが安いですか?

本体価格はエブリイワゴンのほうが安いです。ハイルーフ2WD同士で、タウンボックスGはPZターボより96,800円高い設定です。ただし標準装備が違うので、見積もりで比べてみてください。

NV100クリッパーリオとクリッパー リオは違う車ですか?

同じ車の旧名と新名です。2024年3月に「NV100クリッパーリオ」から「クリッパー リオ」へ名前が変わりました。

税金や車検はOEM車でも同じですか?

同じです。4車種とも5ナンバーの軽乗用車なので、軽自動車税は年10,800円、車検は初回3年・以降2年ごとです。

まとめ

この記事の要点
  • クリッパー リオ・タウンボックス・スクラムワゴンはエブリイワゴンのOEMで、作っているのはスズキ
  • エンジン・燃費15.1km/L・税金10,800円・車検初回3年は4車種とも同じ
  • OEMの2車種は、近いグレード同士でエブリイワゴンより10万円ほど高い
  • 標準ルーフが選べて、色が8色あるのはエブリイワゴン
  • タウンボックスはACCとステアリングヒーターが全車標準
  • 中身が同じなので、相見積もりの材料として使える
エブリイワゴン買いたいドットコム

エブリイワゴン買いたいドットコム 編集部

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