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同じスズキのお店で、エブリイワゴンとスペーシア、ソリオを見比べて迷っていませんか。どれも背が高くてスライドドア付きなので、違いが分かりにくいですよね。
結論から言うと、荷物を積む・車中泊をするならエブリイワゴン、人を乗せて街を走るならスペーシア、5人乗りが必要ならソリオです。
この記事では、価格・燃費・税金・定員を表で並べて、自分の使い方にどれが合うかを決められるようにしています。
3台はそもそも「車の種類」が違う
まず押さえておきたいのが、3台は見た目が似ていても、車のつくりがまったく違うことなんです。
エブリイワゴンは、エンジンを前席の下に置いた軽ワンボックスです。エブリイ(バン)の乗用版で、荷室の床が低く、四角い空間が奥まで続きます。
エブリイワゴンは「荷室が主役」の軽ワンボックス、スペーシアは「人が主役」の軽ハイトワゴン、ソリオは軽ではない小型の5人乗りワゴンです。同じスライドドアでも、得意なことが違います。
スペーシアは、エンジンをボンネットの中に置いた軽スーパーハイトワゴンです。前輪駆動(FF)で、乗り心地や燃費を優先したつくりになっています。
ソリオは軽自動車ではなく、1.2Lエンジンの小型乗用車(普通車の5ナンバー)です。ここ、意外と見落としがちなんです。
| 項目 | エブリイワゴン | スペーシア | ソリオ |
|---|---|---|---|
| 車の種類 | 軽ワンボックス(5ナンバー軽乗用) | 軽スーパーハイトワゴン | 小型乗用車(普通車・5ナンバー) |
| エンジン位置 | 前席の下 | ボンネット内 | ボンネット内 |
| 2WDの駆動 | 後輪駆動 | 前輪駆動 | 前輪駆動 |
| 乗車定員 | 4名 | 4名 | 5名 |
| エンジン | 0.66L ターボ(全車) | 0.66L マイルドハイブリッド(NA/ターボ) | 1.2L マイルドハイブリッド |
出典はいずれもスズキ公式です(エブリイワゴンは2026年5月改良後、スペーシアは2026年5月現在、ソリオは2025年1月一部仕様変更後の仕様)。
『結局、似たような車でしょ?』と思っていた方は、この表で印象が変わったかもしれません。ここから先は、この違いが毎日の使い方にどう出るかを見ていきます。
価格はどれくらい違う?
次はお金の話です。3台とも200万円前後に価格帯が重なるので、ここで迷う方が多いんです。
| 車種 | 価格帯(メーカー希望小売価格・消費税込) | 時点 |
|---|---|---|
| エブリイワゴン | 2,019,600円〜2,264,900円 | 2026年5月改良後 |
| スペーシア(標準) | 1,530,100円〜1,890,900円 | 2026年5月現在 |
| スペーシア カスタム | 1,801,800円〜2,193,400円 | 2026年5月現在 |
| ソリオ/ソリオ バンディット | 1,926,100円〜2,648,800円 | 2025年1月以降 |
エブリイワゴンは全車ターボなので、いちばん安い仕様でも201万円台からです。スペーシアの標準モデルなら150万円台から選べます。
ソリオは、ナビの有無や4WDで幅が大きく、上の仕様だと260万円を超えます。
エブリイワゴンの全方位モニター付メモリーナビは+201,300円です(2026年5月改良後・スズキ公式)。スペーシアは+195,800円、ソリオは+220,000円が基本です。ナビを付けた総額で比べてみてください。
エブリイワゴンの全8タイプの総額は、エブリイワゴンの新車価格一覧と乗り出し価格で詳しく並べています。
ターボ同士で比べると、エブリイワゴン PZターボ 標準ルーフ2WD(2,019,600円)と、スペーシア カスタム HYBRID XSターボ 2WD(2,073,500円)は近い価格です。つまり、同じお金で「荷室の広さ」を取るか「装備と燃費」を取るか、という選び方になります。
燃費と維持費はスペーシアが有利
ここは正直に言うと、エブリイワゴンが不利なところです。
| 項目 | エブリイワゴン | スペーシア | ソリオ |
|---|---|---|---|
| WLTC燃費(2WD) | 15.1km/L | 21.9〜25.1km/L | 22.0km/L |
| WLTC燃費(4WD) | 15.1km/L | 19.8〜22.4km/L | 20.7km/L |
| 燃料タンク | 37L | 27L | 2WD 32L/4WD 30L |
| 自動車税(年) | 10,800円 | 10,800円 | 30,500円 |
| 車検 | 初回3年・以降2年 | 初回3年・以降2年 | 初回3年・以降2年 |
スペーシアの25.1km/Lは、HYBRID G 2WD(ナビ非装着)だけの値です。ターボのカスタム XSターボ 2WDは21.9km/Lです。
エブリイワゴンは重い箱型ボディにターボなので、燃費は数字の上でスペーシアに届きません。そのかわりタンクが37Lと大きく、1回の給油で走れる距離は大きく見劣りしにくいです。

ソリオは普通車なので、自動車税は年30,500円です(1.0L超1.5L以下・自家用乗用)。軽の10,800円とは毎年約2万円の差になります。高速料金も普通車の区分です。
『燃費が悪いと、結局高くつくのでは?』と気になりますよね。年間の走る距離が短い方なら、差は思ったほど大きくありません。
エブリイワゴンの実燃費の目安はエブリイワゴンの燃費と実燃費、税金・保険まで入れた年間の総額はエブリイワゴンの維持費で確かめられます。
荷室と車中泊はエブリイワゴンの独壇場
ここがエブリイワゴンを選ぶいちばんの理由です。

エンジンが前席の下にあるので、ボンネットの分まで室内に使えます。後席を倒すと、床が低く平らな荷室が奥まで続くんです。
- 自転車やキャンプ道具をそのまま積む
- 後席を倒して車中泊をする
- 釣り道具や長い物を寝かせて運ぶ
- 燃費を最優先にしたい
- 5人で乗りたい
- 静かで柔らかい乗り心地を求める
スペーシアも室内は広いですが、主役は「人が座る空間」です。後席を前後に動かして、足元をゆったり使うつくりになっています。
ソリオは5人が座れる一方で、荷室は乗用ワゴンらしい奥行きです。大きな荷物を毎週運ぶなら、エブリイワゴンとの差を感じやすいはずです。
例えば、こんな会話がよくあります。
「スペーシアでも自転車って載るよね?」
「載る車種もあるけど、毎週積むならエブリイワゴンの方がずっと楽だよ。床が低くて、立てたまま入れやすいから」
荷室の実際の使い方はエブリイワゴンの荷室の広さ、寝る時の段差対策はエブリイワゴンで車中泊にまとめています。
乗り心地・走り・安全装備の違い
毎日の運転のしやすさも比べておきましょう。
エブリイワゴンは全車ターボ・CVTです。荷物を積んだ状態や坂道でも、パワーに余裕があります。
- 段差を越えた時の揺れの収まり方
- 運転席の高さと、前の見え方
- 高速の合流で踏み込んだ時の音
- 後席に人を乗せた時の乗り降りのしやすさ
一方で、前席の下にエンジンがあるので、スペーシアやソリオより音や振動が伝わりやすいと言われます。座る位置も高く、トラックのような見晴らしです。
ここは好みが分かれるところなんです。『見晴らしがいい』と感じる方もいれば、『少しうるさい』と感じる方もいます。
安全装備は、エブリイワゴンもデュアルセンサーブレーキサポートIIで、ACC(全車速追従)・車線逸脱抑制・標識認識が全車標準です(2026年5月改良後・スズキ公式)。スペーシアは標準モデルだとACCが一部グレードの装備になるので、装備表で確かめてみてください。
| 項目 | エブリイワゴン | スペーシア | ソリオ |
|---|---|---|---|
| ACC | 全車標準 | グレード・パッケージで違う | グレードの装備表で確認 |
| 衝突被害軽減ブレーキ | DSBSII | 方式は装備表で確認 | DSBSII |
| 4WDの方式 | 3モード切替のパートタイム | 装備表で確認 | フルタイム |
乗り心地をもっと詳しく知りたい方はエブリイワゴンの乗り心地と運転のしやすさ、安全装備の中身はエブリイワゴンの安全装備が参考になります。
どっちを選ぶ?使い方別の答え
ここまでの違いを、使い方ごとにまとめます。
| こんな使い方なら | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 車中泊・キャンプ・釣りが中心 | エブリイワゴン | 荷室が平らで奥行きがある |
| 自転車やバイク用品を積む | エブリイワゴン | 床が低く積み込みが楽 |
| 子どもの送り迎え・買い物 | スペーシア | 燃費がよく乗り降りしやすい |
| 家族5人で乗る | ソリオ | 3台の中で唯一の5人乗り |
| 雪道・未舗装路も走る | エブリイワゴン 4WD | 3モード切替とぬかるみ脱出アシスト |
| 維持費を最小にしたい | スペーシア | 軽の税金で燃費もいい |
『荷物も積みたいし、燃費も気になる…』という方もいますよね。その場合は、荷物を積む頻度で決めるのがおすすめです。
月に何度も大きな荷物を積むなら、エブリイワゴンの方が満足しやすいはずです。年に数回なら、スペーシアで十分なことも多いです。
- 乗る人数の最大を決める(5人ならソリオ)
- 大きな荷物を積む頻度を数える
- 年間の走行距離から燃料代の差を見積もる
- 3台とも試乗して、音と見晴らしを確かめる
エブリイ(バン)やアトレーとも迷っているなら
エブリイワゴンを候補にすると、エブリイ(バン)やアトレーも気になってきますよね。
エブリイ(バン)は4ナンバーの軽貨物で、税金が年5,000円と安い一方、車検は初回から2年ごとです。乗用としての快適さはワゴンの方が上です。
ダイハツのアトレーも、現行は4ナンバーです。5ナンバーの軽ワンボックスを選びたいなら、エブリイワゴンかOEM車(クリッパーリオなど)が候補になります。
詳しくはエブリイワゴンとエブリイ(バン)の違いと、エブリイワゴンとアトレーの違いで比べています。
エブリイワゴンに決めたら、次は値引きです。交渉の順番はエブリイワゴンの値引き相場と限界額にまとめています。
よくある質問
エブリイワゴンとスペーシア、燃費の差はどれくらいですか?
WLTCでエブリイワゴンは15.1km/L、スペーシアはターボ2WDで21.9km/L、NAの2WDで23.9〜25.1km/Lです。年間の走行距離が長いほど、燃料代の差は大きくなります。
ソリオは軽自動車ですか?
いいえ、ソリオは1.2Lエンジンの小型乗用車(普通車)です。自動車税は年30,500円で、軽自動車の10,800円より高くなります。
5人乗りの軽ワンボックスはありますか?
軽自動車の乗車定員は4名までです。エブリイワゴンもスペーシアも4人乗りなので、5人で乗るならソリオのような普通車を選ぶことになります。
車中泊ならどれがいいですか?
後席を倒した時の荷室の平らさと奥行きでは、エブリイワゴンが向いています。段差を埋めるマットを使うと、さらに寝やすくなります。
エブリイワゴンとスペーシア ベースはどう違いますか?
スペーシア ベースは4ナンバーの軽商用車で、エブリイワゴンは5ナンバーの軽乗用車です。税金や車検の周期、後席の快適さが違います。
まとめ
- エブリイワゴンは荷室が主役の軽ワンボックス。2WDは後輪駆動で全車ターボ
- スペーシアは燃費と乗り降りに優れた軽ハイトワゴン。価格は150万円台から
- ソリオは普通車の5人乗り。税金は年30,500円で軽より高い
- 燃費はWLTCでエブリイワゴン15.1km/L、スペーシアとソリオは20km/L台
- 荷物を積む頻度と乗る人数で選ぶと迷いにくい





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